私なりの箏ワンポイントはじめます!

箏の藤崎浩子です。

突然ですが、「私なりの箏ワンポイント」をはじめます!


時々ですが、箏の演奏に関する質問をいただくことがあります。
なのでこの機会に、薫風之音の曲を演奏しているときは、どんな風にしているか、どんなことに気を付けているか、などを書いていきたいと思います。

 

まずは、わたしの箏への思いから……(笑)

わたしは、箏の音、音色が大好きです。
なので演奏するときの一番のポイントは自分の音をよく聴いて、どう聴こえているのかということに気を使っています。
箏の繊細な音、パーンと響く立ち上がりの音、重みのある深い音、しっとりした音などを常に出したい!

言っちゃうと、箏という楽器は、例えはじめて楽器にさわる人でも、誰でも簡単にすぐに音が出る楽器です。
だからこそ、間違わないで弾くことだけにとどまらず、いい音を出すこと。
理想の音を常にイメージして演奏することを目指しています。

そして、箏という楽器を最大限に鳴らすことが出来、箏という楽器で音楽を演奏する、ということが大事だと思っています。

わたしは和楽器の箏を弾いてますが、普通に音楽を演奏していて、その楽器がたまたま箏だったという意識です。
箏なら自分の思いをのせて弾ける楽器だと気付きました。

 

 

箏は、音自体は簡単に出るけど、やればやるほど難しさが増し、深みにはまっていく不思議な魅力のある楽器だと思います。
「私なりの箏ワンポイント」で書きためたことが、誰かのお役に立てたり、何かのヒントになると、さらにうれしいです。
時間のあるときに書くので不定期ですが、どうぞよろしくお願いします!

 

箏 藤崎浩子

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