新潟市ジュニア邦楽合奏団 第23回定期演奏会終わりました!

新潟市ジュニア邦楽合奏団 第23回定期演奏会でした!

もちろんわたしは出演していません。
新潟市芸術文化振興財団の主宰で、小学2年生から高校3年生までが在籍する全国でも稀なジュニアのための箏・三味線・尺八の邦楽合奏教室の定期演奏会です。

わたしは、箏講師としてこの4月から指導させていただいていまして、今年初の定期コンサート。
それまでは、ほぼ毎年客席で聴きに行っていましたが、今年は舞台袖から調絃を取りつつ、ハラハラドキドキしながら見守っていました。

まず、言っておきたいのは、この子たちはすごいです。
子どもだからと思って聴きにきたら、きっとクオリティーの高さにびっくりすると思います。
今、ほとんど譜面は五線譜を使い、常に新しい曲にチャレンジしていきます。
今年も上級教室は難曲にチャレンジし、時間のない中ぎりぎりまでがんばっていました。
特に、お箏からは卒団生(高校3年はこの定期コンサートで卒団)が2人いて、ソロパートや重要なパートを担っていたので、最後まで悔いが残らないよう、できる限りみてあげました。
本番では、2人の思いがのったいい演奏でした!

そして、初級・中級の子に、どんな曲が弾きたい?と聞くと、キラキラした目で「風ピカが弾いてみたい!」といいます。
「風ピカ」とは、「風と光と大地のうた」のことで、ジュニア邦楽の委嘱曲をたくさん作曲してくださっている川崎絵都夫先生の曲です。
初級・中級の子たちのあこがれの曲でして、いつか演奏したいと思っているようです。
わたしも聴いたり弾いたりしても、本当に胸が熱くなるようなグッとくる素敵な曲です。
今回演奏したのですが、リハーサルではまだちょっとバラバラしていてどうなるかと思いましたが、本番は迫力が出ていてよかった!

そして最後の曲は、「たみうたのおと」。こちらは、薫風之音の尺八でもあり、ジュニア邦楽合奏団の指揮者、尺八講師、ジュニア邦楽への想いが溢れすぎている鯨岡徹の作曲です。
団員全員で演奏できる曲を、ということで、大編成の曲になっています。
もうこの曲を弾いている時、みんな一丸となって楽しそう!
これぞ、音がたくさん重なってこその重みのある音、そしてとてもテンポは速いのですが、一体となって駆け抜けているような感覚があります(個人的な意見です)。
若さがあるからこその演奏の良さがすごく出ていて、はまっていた!いい曲!

 

そして、曲ごとに変わる、楽器のセッティングも、すべて自分たちでします。
全日のリハーサルや1週間前の合宿も、演奏の練習よりもむしろいかにセッティングが当日スムースにいくかを、時間をかけて練習しているくらい。
セッティングだけではなく、トークもきちんと考え、自分たちでまわしていきます。
これは、なかなか大人でも演奏前におしゃべりするのは大変で苦手な方も多いですが、子どもたちは楽しんでやっています。

そんな子どもたちはすばらしい環境に恵まれ、たくさんの方に支えられています。
りゅーとぴあ事務局、お手伝いに来てくれるOGとOB、指導者のみなさん、お疲れ様でした!!
なにより、普段の練習はもちろん、演奏会当日も支えてくださっている保護者のみなさま、ありがとうございました!

そして、暑い中、聴きに来てくださいましたお客様、ありがとうございました!!

 

コンサート終わったら、大人の時間。
講師、事務局、OGで打ち上げでした!

暑い(熱い)一日でしたので、ビールがおいしかった!
あ、写真は二次会のサワーでございます。

 

 

今後の予定は・・・

・9月24日(月・祝)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 能楽堂「水と土の芸術祭2018にいがたJIMAN 新潟と佐渡の伝統文化の共演」

に出演します。(詳細はACTIVITYコーナーをご覧ください!)

ぜひぜひ、お越しください!!

 

 

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