マイ箏のお話。実はすべてのお箏に名前付けています。

わたしが使っているお箏のお話です。

 

わたしは自分のお箏すべてに名前を付けてるんです。
これを言うと、びっくりする方もいるのですが、、、

一番好きなお箏、本番のときにメインで使っているお箏の名前が「さくら」という名前です。

「さくら」って付けるとき、迷いました。
箏というと、さくらさくらの日本古謡が思い浮かびますし、ありきたりで、いかにも、、、です。

でも、わたしにとって、やっぱり「さくら」だったんです。
何ていうか、初めて弾いてみたとき、音が華やかに鳴り響き、まるでさくらの花びらが舞い散るような音のイメージでした。

 

 

「さくら」は福山箏のくり甲です。
龍のような美しい木目。
龍舌(写真)の部分には、家紋と名前を入れてもらいました。
(ちなみに、お箏は龍に例えられていて、各部位に龍にちなんだ名称「龍角」「龍尾」など付いています)

 

 

 

そして、もう一面の本番メインで使っているお箏で「すずらん」です。
龍舌は、蒔絵が美しいです。

 

こちらも、くり甲で「さくら」とはまた違った音色です。
地味なんだけど、しっとりしていて可憐な音です。
さくらより、もっと地面近くに咲くような音だなーと思い、小さな白い鈴のような花、「すずらん」だ!!となりました。

薫風之音の1stCD「月花の抄」に収録されている「月ノ雫」はすずらんで弾いています。
Youtubeで聴けますので、ぜひ!
https://youtu.be/YNbm_9-C2gI

 

 

今、2面のお箏を紹介しましたが、どちらも花の名前。
ということは、、、そう!すべて花の名前を付けています!!

はじまりは、一番初めに買ったお箏に、「ひまわり」と付けたんです。
上角のお箏(箏のランクで言うと、中くらい)で、柔らかくてあったかくて包み込むような音だったので、「ひまわり」みたい、と思ったのでした。

今でもよく弾いています。

 

あとは、練習用のお箏です。
「すみれ」「たんぽぽ」「ききょう」「こすもす」「もも」「あやめ」です。

 

それぞれのお箏の見た目(木目とか色)と音色のイメージですべて付けています。
お箏に名前付けている方は結構いるのではないかと思うのですが、楽器に名前なんて、、、と引いてしまう方もいるかもしれません。
でも、1、2、3、、、と番号などをつけるより愛着が湧きますし、楽器を大事にしますよー(´▽`*)

あ、でも( ゚Д゚)
十七絃(お箏の低音用の楽器で、絃が17本ある)、2面あるのですが、名前付けてなかった!!!
これから考えて付けるとします(*‘ω‘ *)

 

 

 

 

 

【今後の予定は・・・】
・2019年3月30日(土)
「新潟市ジュニア音楽教室 第15回 スプリングコンサート」
会場:りゅーとぴあコンサートホール(新潟県新潟市中央区一番堀通町3-2)

詳細はACTIVITYをご覧ください。

 

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