お箏で音量を出したい!芯のあるしっかりした音を出すために努力する。

わたしがいつも演奏するとき、お箏を弾くときに気になることがあります。

姿勢
手の動き
服装
顔、お化粧(*’ω’*)、、、などなど。

でも、一番気になること、、、それは音、音量です!!!

 

お部屋で練習しているときはいいのです。
自分で弾いて、箏の音色って綺麗だなーとうっとり。。。
でも、大きな会場で演奏するときや、他の楽器と共演するときにいつも感じます。

 

お箏は、音量があまり出ない楽器だということです。

残念ながら、、、(T_T)

 

もちろん良い楽器で優れた奏者なら、いい音、迫力のある音が出ます、、、が、
そうじゃなくて、楽器として構造的に限界がある、と思うのです。

これをまず、お箏を弾く人はわかっておくとよいのではないかと思います。

 

お箏という楽器は、はじめて爪を付けてはじめて弾いた方でも、必ず音がでます。
どんな人でも音が出ます。

例えば尺八だと、音をきちんと出すまでが初心者のうちは大変で、時間をかけ習得していきますし、三味線だと楽器を構えてかたちを安定させ、バチの持ち方に慣れるまでに時間かかります。

でも、お箏は音が出るのは当たり前の楽器。
だからこそ、絃を間違わずに弾く練習だけにとらわれずに、常に自分の出す音について考えながら、練習に取り組むことが大事なのではないかと思います。

わたしはこの二つをいつも思っています。

・芯のあるしっかりした音を出すために努力する。

・いい音を出そうといつも意識する。

 

 

お箏は、音はだれでもすぐに出せる楽器ですが、簡単というわけではないです。
13本ある絃の中から必要な音の絃を探して、たった三本の指で、単音から和音まで間違わずに弾かなければならない。
実は音も自分で曲ごとに調絃(チューニング)しなおすし、そのうち左手も頻繁に使うようになる。歌をうたいながら演奏することも!

で、生徒さんを見ていて感じるのは、、、
音にこだわっていない、、、というか自分の出している音がどんななのかあまり気にしてなくて、絃を間違えないように弾く、という行為が最優先になってしまっている方が多い。まだ余裕がないから、と先送りにしているといつまでたってもそこで止まったままです。

「芯のあるしっかりした音を出すための努力」「いい音を出そうといつも意識する」で、小さい音(p)から大きい音(f)まで自由自在に出して、魅力的な演奏をしてほしいです。

 

お箏を一本調子になんの抑揚をつけずに弾くのではなく、ちゃんと考えて「音楽」を箏という楽器で演奏する。
そうしなければ、この楽器は未来に繋がっていかないのでは、と危機感を感じます。

 

 

 

長くなってしまいましたが、、、
先日、箏の講師として指導しているジュニア邦楽教室の子どもたちのコンサートがありまして、会場が1900席ほどあるコンサートホールでした。他の出演がジュニアオーケストラ、ジュニア合唱団で、3つの団が入れ替わりで演奏しました。
それで、わたしが思ったこと感じたこと、そして何を伝えられるだろうかと考えました。

 

わたしも、まだまだ考え中。
いつも、もっと上手に、もっといい音が出したい、この曲にはどんな音がいいだろう?どうしたらイメージに近づけるのか??と考えて、これからも弾いていきます!!!

どうぞよろしくお願いいたします(*´▽`*)

 

 

 

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